寝れない保護初日のどらやきくんと私
洗面所の隙間にすっぽりハマったまま出てこないどらやきくん。(前回の日記)

ゆっくり慣れてもらおうと、あまり構わず遠くから見守ることに。
私たちは布団に入りました。
けど・・・
「ニャー。ニャー。ニャー。ニャー・・」
ずっと鳴いてる。
少しの音で起きてしまう割と神経質な私は寝れる気がしない。(妻は爆睡)
洗面所に様子を見に行くと、相変わらず狭い隙間で固まって鳴いている。
もうかれこれ7時間ここにいるどらやきくん。
ごはんも全く食べていない。
ずっと怯えて鳴き続けるどらやきくんを見ていると、
「本当に保護して良かったのだろうか?」
「これからうまくいくのだろうか?」
「もしかして、野良猫のままの方が幸せだったんじゃないだろうか?」
と、不安が私に押し寄せてきました。
かと言って、じゃあ仮に今日の朝に戻ったとして、冬の北海道で凍えるどらやきくんをそのままにしてほっとけるだろうか?
絶対無理だ。
色々な考えがぐるぐるぐるぐる頭を駆け巡る。
私が洗面所にいたらいつまで経ってもどらやきくんは出てこれない。
私も明日朝から仕事だ。
とりあえず今日は寝よう。
仕方なく、全開だった洗面所のドアを1cmだけ残してほぼ閉めて、寝室のドアは完全に閉めました。
どらやきくんの鳴き声は全く聞こえない。
再び布団に入りました。
保護猫初日、進展!
布団に入って30分ほど経ち、深い眠りにつくかどうかの頃・・
「・・ャー・・・二ャー・・ニャー!」
・・あれ・・・?
どらやきくんの声が聞こえる・・?
なんで・・?
ん・・?
なんか鳴き声近くないか??
え?と思って飛び起き、寝室のドアを開けると・・

いる!!
出てきたんか!
おおおおお!と思ったのも束の間、すぐまた洗面所に戻っていきました。
保護猫初日、さらなる進展
とりあえず一安心。
洗面所まで着いていくとまた隙間に入りかねないので、ここはぐっと堪えて私も布団に戻りました。
そして30分ほど経ってまた深い眠りにつくかどうかの頃・・
「・・ャー・・・二ャー・・ニャー!」
デジャヴ?
長い夜はまだ続く。
コメント